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vol.20 新入社員。

新年を向かえ、我が社にも新しい社員が入社。
そのうちまずは数名を、研修の一環として数日間、金箔職人にお預けすることにしました。
金箔の製造現場を知らずして、金箔メーカーの真の責務を見出すことはできない、と思ったからです。職人さんの生の声を聞き、実際に作業を体験しながら、職人さんの目線で金箔と向き合ってみる。
研修後のレポートを読んでみても、いろんな発見があったようです。
私にとっても新鮮な感じ方ばかりでした。

縁があって一緒に働くスタッフに、いつも願うことは「金箔」に携わることができて幸せ!と少しでも思ってもらえたらなあということ。何の商材でも同じ、という携わり方はやはり残念です。他のものでは代用できない「金箔」という素材。いろんな視点で「金箔」に向き合って、「金箔」を語り、「金箔」を好きになってくれればなあと。
今後は、いま在籍しているスタッフにもできるだけ、職人さんと接する場なども設けられれば、と思っています。

金沢の伝統工芸である金箔を伝承していく、という使命や責任を感じつつ、金箔と「向き合う」ことを忘れずに、可能性を探り続ける。そういう「金箔」に携わることをスタッフみんなが誇りに思えるような企業でありたいと思うのです。

今回、新入社員が職人さんと時間を共有したことは、「金箔好き」への第一歩になったことと勝手に確信しています。今後の彼らの活躍に期待!

m.t
by hakuza893 | 2007-01-15 18:00
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